もしもの小部屋 #5+ 石神英樹さん おまけトーク
【ゲスト】
ビストロサングリエ久助
オーナーシェフ 石神英樹(いしがみひでき)
Instagram: https://www.instagram.com/bistro_sangler_kyuusuke/
X(旧Twitter): https://x.com/BSanglier
ハヤシライス通販 : http://hayashi-rice.com/
「もしも」インタビューを終えて
※敬称略
悠木:インタビューありがとうございました! 緊張されましたか?
石神:ありがとうございます。いやー、もう何回やっても緊張しますね。
悠木:久助さんはテレビ局の取材を受ける機会も多いですよね。
北川:そうですね。
ありがたいことにいろいろ取材をしていただいています。
悠木:川口春奈さんも久助さんに来られましたよね。
石神:今だから言えますけど、川口春奈さんのときは追い返しちゃうところだったんです。
お休みの日で、片付けを終えて帰ろうとしていたタイミングだったんですよ。
あの番組は本当にアポなしなんです。
もしもあのまま帰っていたら『家族に乾杯』に出演すること自体がなかったですね。
本当に偶然というか、すごいことだったなぁと思いますね。
石神:そうですね。
コロナのときは時間軸がズレてしまって「いつだったっけ?」と思っちゃうみたいな感じですね。
まるで記憶障害になったみたいな感覚です。
お店を休業することが多かったので時間の感覚がおかしくなってしまったんでしょうね。
商売なのでお客様に来てもらわなくちゃいけないけれど、何をやればいいのかよくわからない。
そもそもコロナという病気自体のこともよくわからないと言う状態の中で、ありとあらゆるできることをしましたね。
悠木:久助さんは2024年で10周年を迎えられましたが、2025年はどんなことに挑戦しようと考えていますか?
石神:正直「店を閉めるちゃおうかな……?」なんて考えることもあります。
悠木:それは爆弾発言ですよ!?
石神:まあ、店を閉める話は横に置いておいて……。
山県市の中でも特に自然が豊かな美山地域で、その魅力を活かしたビジネスができないかと考えています。
川で遊んでもらったり、森を探索したりするようなことができないかと漠然と考えているんです。
バーベキュー場なんかもできるんじゃないかと思っているので、久助とはちょっと違ったところに挑戦してみようかなと考えています。
悠木:久助さんでもジビエ料理を出していらっしゃるんですよね。
「自然の魅力を……」ということですと、ジビエ料理も含めて考えているんですか?
石神:そうですね。
久助でもジビエ料理を提供していて、今は『鹿肉のロースト』を出しています。
この鹿肉のローストをふるさと納税の返礼品にできるレベルにできないか試行錯誤しているところです。
自然を感じながら食を楽しんでもらう場では、ジビエ料理はもちろん、川魚料理なんかも出していけたらいいなと思っています。
2024年の夏は暑かったからか川魚の数が減っているようなんですが、自然環境が変化しているように感じます。
鹿も山県市一円ですごく増えているんですよね。
本来は山にいる動物が街に出てくるのはあまりよくないと思うんです。
一時期減った猟師さんも最近少し増えてきているので、猟師さんたちが獲った鹿を有効利用するために何ができるのかを、料理の面からアプローチしていきたいと思っています。
悠木:これからもご活躍を応援させていただきます!
石神:「死ぬまで料理人!」と言っても、まだ10年しかやっていないんですけどね。
料理の世界は奥が深いので、これからも頑張っていきたいと思います。
― 石神英樹さん、ありがとうございました。