お知らせ

もしもの小部屋 #11+ 西川清美さん おまけトーク

西川清美さん

【ゲスト】

コスモリンク行政書士法人

行政書士

西川清美(にしかわ きよみ)

▼Webページ
https://cosmolink.jp/

▼Instagram


「もしも」インタビューの記事

「おまけトーク」動画(YouTube)


「もしも」インタビューを終えて

※敬称略

悠木:本日はありがとうございました。

西川:こちらこそ、ありがとうございました。

悠木:以前、横山仁さんにもこの動画にご出演いただいたんですが、横山さんの本の監修をされたんですよね。

西川:はい。

5月3日に発売された『実践・外国人雇用』の監修をさせていただきました。

法的な間違いがないかのチェックや、グレーな内容については本には書かない方が良いのではと提案したり、表現を変えてはどうかと提案をしたりしました。

悠木:こうした監修は大変だったのではないですか?

西川:そうですね……締め切り間際に「わわわわわ…」と来た感じだったので、その点は夜中に必死でチェックをしましたね。

他の業務もあるので……。

でも、横山さんの原稿が素晴らしかったので監修自体はそれほど大変だとは感じませんでした。

初心者の方でも読みやすいようにあまり難しい言葉を使わないようにされていましたし、実例もたくさん挙げていただいていたので、本当にわかりやすいと思います。

悠木:西川さんは行政書士として外国雇用の支援をされていますけど、新たにペットに関することもはじめられるんですよね。

西川:はい。『ペット信託』を新しいアイテムとして取り入れました。

犬や猫を飼っている方が、自分に何かがあって面倒を見られなくなったときに、ペットをどうすれば良いんだろうと、悩んでいらっしゃるんです。

ご高齢の方でペットを飼っている方もいらっしゃるので、元気なうちに「誰に託すのか?」とか「どのようにペットの面倒をみてもらうのか」などの仕組みを作っておくものです。

たとえば、亡くなったり施設に入ることになったりしたとき、保険金を使って面倒をみてもらう施設に預けるとかですね。

やっぱり、10年とか一緒に暮らしてきたワンちゃん・ネコちゃんは家族ですからね。お別れすることになったら本当に悲しいと思うんです。

まして、良く知らない保護団体に預けられるとなると、その先どうなるかわからなくて不安じゃないですか。

だから、あらかじめペットの行く末を決めておいた方がいいんじゃないかと思って、このアイテムを取り入れることにしたんです。

実は、2年前からポメラニアンを飼いはじめたこともひとつのきっかけになっています。

めちゃめちゃかわいくて愛おしいんです。

人間の娘が3人いるので、ポメラニアンは4女ですね。

悠木:うちもチワワと猫を飼っています。アレルギーがあるんですけど、お薬を飲みながら頑張ってます。
犬猫を飼いはじめると、気持ちの持ち方が変わりますよね。

西川:ペットって家族ですから。

だからこそかわいそうなことになると、お互いに悲しいんじゃないかと思います。

悠木:施設に入りたくても、ペットを手放したくないという理由で無理をしている高齢者の方もいらっしゃるそうですね。

西川:私も少し前にテレビでもそういう方を見ました。

12歳のミニチュアダックスと離れることになって、おばあちゃんが泣いていらっしゃったんです。

あと、老朽化した家を出ることになったご夫婦が、飼えなくなったワンちゃんを泣く泣く保護団体に預けた話もありました。

本当に悲しいですよね。だからこそ、備えが必要だと考えています。

 

民法上、犬や猫などのペットは「物」として扱われるので、その子たちに財産を残すことはできなんです。

だから、その子の面倒をみてくれる人に、いくらか飼育料を残すような契約をしておくんです。

悠木:急な入院や事故もありえますし、若い方にも関係のある話ですね。

西川:そうですね。家族で見られればいいですが、そうとも限らない。

だから、信頼できる人に託す準備をしておくことで安心につながると思っています。

悠木:「我が子に何かを残す」のと同じように、ペットのこともあらかじめ考えて安心を担保しておいた方が良いですね。

西川:はい。

10月にはこのテーマでセミナーを開催する予定です。

その前に、ペット座談会のようなイベントも考えています。

ランチを食べながらペット自慢なんかもできたら楽しいですよね。

詳しい内容が決まり次第、ホームページなどでお知らせしますね。

― 西川清美さん、ありがとうございました。