お知らせ

もしもの小部屋 #7+ 佐藤和幸さん おまけトーク

【ゲスト】

スパイラルアップサポート

代表 佐藤和幸(さとうかずゆき)

URL:https://spiralup-support.biz/


「もしも」インタビューの記事

https://youtu.be/XwL4Qc6aAdU

「おまけトーク」動画(YouTube)


「もしも」インタビューを終えて

※敬称略

悠木:今日はありがとうございました。インタビュー、緊張されましたか?

佐藤:緊張はあまりしなかったですね。

適当にしゃべって……って、適当と言うと変ですけど、言いたいことをそのままお話したので。

 

悠木:実は、わたしがはじめてパソコンを買ったのもWindowsが出る前だったんです。

富士通のFM-V(※正しくはFM TOWNSⅡ)だったんですけど、ワープロ程度にしか使えなかったんです。

それから独学で本を読んで勉強をして買ったのがWindows98でした。

当時は、メモリ64に64増設して128MBだったんですよね。

佐藤:(メモリ容量が)めっちゃ少ないですよね。

ハードディスクも1GBで動いていた時代ですからね。

 

悠木:プログラムではどんな言語をやっていたんですか?

佐藤:その当時はC言語ですね。

Javaなどいろいろある言語の大元といわれているので、大体なんでも触れる感じですね。

学校でC言語を勉強したんです。

でも、学校を辞めたので使い物にならないかなと思っていたんですけど、『Microsoft C(MS-C)』でPC98上で動くソフトを作るようになったんです。

 

悠木:わたしは高校の頃にCOBOLを少し勉強したんです。でも、最近いなって、XでCOBOLについて話題になっていたことがあって、なぜ今頃?と疑問に思ったんですよね。

佐藤:それは多分、COBOLを触ることができる技術者がいなくなったということじゃないですかね。

オフコンはCOBOLで動いているのでメンテナンスは必要。だけどCOBOLの技術者がいないからどうすればいいのか?ということだと思います。

今は、自分たち世代にもCOBOLを専門にやっている人はそんなにいないはずなので。

だから一部ではCOBOLの需要があるんだと思います。

 

悠木:給付金を誤送金したニュースで、役場でいまだにフロッピーディスクを使っていると知ってびっくりしたんですけど、古いシステムが今でもずっと使われていることがあるということですね。

佐藤:そうですね。

昔からのものがまだ使われていて、それを動かすためのシステムも古いという状態ですね。

そして触れる人もいなくなっちゃった……ということかな。

 

悠木:企業さんの場合だと、そうした古いシステムを新しくしたいというときに、佐藤さんに相談が来たりすんですか?

佐藤:そういう場合もありますね。

たとえば、もともと1~2名で作業していたけれど、社員さんが増えたというようなとき、そもそも複数の人材で利用できるインフラになっていない場合もあるので、見直しが必要になるかなと思います。

 

悠木:そういえば、佐藤さんはセミナーもやっていらっしゃるんですよね?

佐藤:コーチングのセミナーはやっています。

あとは『まちゼミ』で市民の方に教える機会があるんですけど、そのときにはInstagramやCanvaなど、今時のツールの使い方を教えています。

 

悠木:わたし自身がパソコンをやっていて悩むのがセキュリティー関連なんですよ。セキュリティーソフトを入れているけれど、それが他のソフトの邪魔をしてしまうことがあるじゃないですか。それをどう解消すればよいか悩むんですよね。

企業でもデジタル化がどんどん進んだことで、セキュリティーに関して不安を抱えているんじゃないかなと思うんですが……

元々、情報セキュリティの活動をしていましたので、企業さんのセキュリティーの相談にも乗ることができます。

実は、企業の中で持っている情報の80%はゴミだと言われているんですよ。

『ゴミ』という言い方はキツいかもしれませんけど、普段アクセスされないデータがそれくらいあるということですね。

そうしたデータをいかに管理するかが大切なんです。

必要なければ削除するとか、CDやDVDに焼いて保管するとか分別する必要があります。

あとは、誰がどのデータにどのようにアクセスするのかをきちんと決めておかないといけません。

関係者が増えるとほ、そうした管理が難しくなってくるので、情報管理のルールを決めることからはじめる必要がありますね。

その上で、ルールを守るように教育をしたり、チェックの仕組みを作ることが大切です。

 

― 佐藤和幸さん、ありがとうございました。